歴史的名馬！？

皐月賞に続き、ダービーも本命は◎ソールオリエンス。無敗二冠達成に期待した。

重馬場で前半1000メートル通過が58秒5というハイペース。かつ、残り３Ｆが12秒7ー12秒5ー12秒0という加速ラップだった皐月賞は、かなりのハイレベル戦。そこで、４角17番手から直線だけで一蹴。レース前は混戦と言われていた今年のクラシックだが、能力の違いを見せつける勝ち方だった。

「舞台設定として、広くて左回りの東京に替わるのはいい」と横山武騎手。１週前の追い切りでは、行きだしで力む面を見せていたが、今週の追い切りでは全くと言っていいほど問題なく、折り合いはスムーズ。直線ではこの馬らしい瞬発力を見せ、文句なしの動き。これなら距離が延びても大丈夫だろう。「本格化は先」と言うように、今の成長段階でもインパクトのある勝ち方。今後成長すれば、歴史的名馬になる可能性は高い。ここもアッサリ勝つと見た。

○スキルヴィングは、２走前のゆりかもめ賞2分24秒8が優秀な時計。休み明けで速い追い切りが３本のみ、８分程度の仕上がりだった青葉賞でも史上３番目に速い勝ち時計で快勝。やはりこの馬も素質は高い。この中間も１週前に長めからハードトレーニングを課し、ダービーに向けて万全の状態に持ってきた印象。相手筆頭はこの馬にした。

皐月賞上位組。▲ファントムシーフは前走落鉄をしていたとのこと。先週・今週と追い切りが迫力十分で、叩いての良化は必至。トビが大きく東京に替るのも好材料。注タスティエーラも動きは上々だったものの、今年４戦目。弥生賞を挟んだことで、前走からの大きな上昇度は疑問。中間レーン騎手が付きっきりでコンタクトを取っているとはいえ、集中力に課題があるのもウィークポイント。加えて、どちらかと言うと東京よりは中山向き。印としては、４番手の評価に落とした。