実績だけで軽視は危険。

　前回は致命的でなかったとはいえ、上がり１１秒４〜１１秒５〜１１秒６のキレ味勝負に対応して加速中、外から寄られてしまう不利で勢いが削がれてしまいました。
　馬場状態も含めて同じ舞台だった３走前の上がりも１１秒１〜１１秒１〜１１秒５と更に上回るキレ味決着を途中から先頭に立ってそのまま押し切る内容。
　２走前の中山で勝った時計が２分１２秒３で、少し前だったＡＪＣＣが２分１３秒５。
　馬場差を考慮しても価値が高かったことは言うまでもなく、ここ３走では見た目以上の末脚を要求される決着といえるモノでした。
　休み明けだった前回とは違って中２週と間隔が詰まるこの中間ですが、単走２本の後にむかえた最終追いのウッド併せ馬で１Ｆ１１秒１を馬なりの手応えと絶好調をアピール。
　今回が初の重賞挑戦で手綱をとる三浦騎手も久しぶりの騎乗となりますが、当馬に８回乗って馬券圏外がたった２度だけで、その２戦がいずれも４着と抜群の信頼度。
　ＯＰで結果を出せていない点だけで軽視するのは危険です。