３歳馬より…

年齢別成績を見るとここは率の面では「３、４歳中心」という感じ。過去10年で３歳馬が（３.２.２.11）、４歳馬が（２.２.３.15）といった具合ですからね。
３歳馬は桜花賞組が３勝。昨年のナムラクレアも桜花賞からでした。
桜花賞以外からの参戦馬は勝ち馬が出ていないというのは気になるポイント。ですからリバーラはまず割引。そして勝ち馬３頭はそれ以前に重賞を勝っていたという共通点があるのでムーンプローブも評価を下げたいところ。
残ったブトンドールは函館1200メートルは新馬、函館２歳Ｓで勝っている得意の舞台。ただ懸念材料としてはこの馬は中団後方のからの馬という点。
函館は今週が開幕週ですから前有利の予感。実際過去10年では４角先頭馬が（３.１.１.５）、４角３番手以内の馬が（７.３.２.27）ですからね。となるとブトンドールもやや不安な点が見えてきます。それに昨年のナムラクレアは50キロでしたがブトンドールは52キロ。この差も少し気になるところ。

であれば今年は４歳馬から狙ってみたいと思います。

４歳馬の前走距離を見てみると連対馬は1200or1600メートル戦の馬。該当馬がウォーターナビレラ、カルネアサーダ、キミワクイーン、トウシンマカオになりますがカルネアサーダは前走ダート戦。全年齢に広げても前走ダート馬は過去10年で連対馬１頭のみとちょっと狙いにくいので割り引きます。

というわけで今回の本命は４歳馬キミワクイーンに。

函館は未経験ですが、昨年札幌の1200メートル戦で勝利しています。その時の走破時計も１週前のキーンランドCと0.2秒差。ちなみにキーンランドC３着馬相当の時計だったり。
それに前走もマッドクール（シルクロードS３着馬）とタイム差なしの２着。昇級初戦のオーシャンSこそ12着でしたが、重賞でも力は足りるんじゃないかなと思います。

以下相手
ヴァトレニは洋芝巧者。実は洋芝で３着以内を外したことがない馬だったりします（函館・札幌成績（４.０.１.０））。こちらが勝ってもおかしくはありません。
ウォーターナビレラは桜花賞以降は精彩を欠いているものの、新馬戦は札幌で勝利でしたし、スターズオンアースとタイム差なし２着の桜花賞も評価できるもの。狙うなら今回なのではないかなと。
ウィズサクセスは函館で（２１０１）で３着以内を外した１回も５着ですからそこまで悪いものではなく。前走のように逃げれれば面白いかもしれませんよ。