配当に妙味！

◎リバーラは爪の不安で桜花賞を回避してここが復帰戦となりますが、配当的に狙うなら今回だと判断しました。ファンタジーＳが逃げ切りだったので一見、展開に恵まれたように映りますが、前年の勝ち馬ウォーターナビレラとは0.2秒差でラストも11.6-11.6-11.9と止まっていません。阪神ＪＦは18着の大敗でしたが、先行馬にはかなり厳しい流れで17着のムーンプローブがフィリーズ・レビューで2着と一変しているので評価を下げる必要はありません。前走も1000メートル通過が56秒9という差し馬向きの流れなのでムーンプローブより力は上位だと考えていいでしょう。

母インドリヤは米国産でブラジルの芝1000メートルの重賞を勝っていることと父キンシャサノキセキからもスプリンターと考えるのが自然です。今年から斤量の見直しで昨年までの3歳牝馬の50キロより2キロ重くなりましたが、開幕週の馬場でスタートが決まれば、そのまま押し切れていいと思います。

〇ヴァトレニの前走は不良馬場で59キロ、内枠と条件が厳しかったので参考外としていいでしょう。今年は小倉でオープンを勝っていますが、元々は滞在競馬と洋芝で頭角を現してきた馬です。札幌で4戦3勝、函館では昨年の青函Ｓを勝っているので重賞を勝つなら北海道シリーズでしょう。

以下、函館芝1200メートルの過去2年の種牡馬ランキングで勝利数1位がロードカナロア、2位がビッグアーサーとなっています。この2頭の産駒で上位争いできそうなキミワクイーン、ジュビリーヘッド、トウシンマカオ、ブトンドール、展開がハマったときのムーンプローブまで押えることにします。