充実一途！

◎ペプチドナイルは、ブリンカーを着けて行きっぷりが良化。３走前は距離が長く７着に敗れたが、その後函館1700メートルで２連勝。大沼Sは向正面と３角で他馬と絡まれる厳しい展開でも３馬身差をつけ完勝。続くマリーンSでは57.5キロのハンデを背負いながらも、逃げてメンバー最速の上がりを使い後続に３馬身半差。良馬場で1分43秒0という好時計で楽勝した。

「ようやく良くなってきました」とは富田騎手。骨折などによりキャリアが浅く15戦目だが、素質開花・充実一途と言っていいだろう。前走から斤量減、速い馬場でも問題なし。この枠なら先手を奪うか、何か行かせて番手だと思うが、とにかく大トビで函館より坂の緩い札幌の方がトップスピードを持続しやすい。自分のリズムなら簡単に止まらない。


○ワールドタキオンは中央再転入後３連勝。どのコースでも楽勝している。この枠で揉まれる心配はあるが、スムーズなら重賞でも上位争いできる、それくらいの器だ。「在厩で調整しているので今週は軽めですが、状態は変わらずいいですよ。メンバーが強いので大きなことは言えませんが、ここでも大きく崩れることはないと思います」と越村助手。

▲タイセイサムソンに取っては恵みの雨となった。前走が1分33秒8の好時計勝ち。脚抜きのいいダートは大歓迎。札幌1700メートルならこなせそうなイメージ。