豪華メンバー集結！適性を重視！

トップマイラーが集結した安田記念では５着だったが(それでもスピードを見せ1分31秒台なら上々)、全８勝の2000メートルに戻れば、◎ジャックドールの巻き返し可能と見る。

２走前の大阪杯勝ちが好内容。前半1000メートル58秒9、後半1000メートル58秒5。勝ち時計は阪神内回り2000メートルで史上２位の好時計。持ち味を存分に発揮したレースで、改めてスピードの持続力に優れていることを証明した。

大きなフットワークゆえに、緩急の少ないラップで運べるという点において、コーナーが緩くかつ平坦の札幌のコース形態は合っている印象。

ユニコーンライオンか、アフリカンゴールドか、それともトップナイフか…とにかく逃げたい馬がはっきりしていることで、無理せずに行く馬を行かせて好位で運ぶだろう。武豊騎手ならラップの狂いもないはず。休み明けになるが、申し分ない動きを披露。エアグルーヴ以来の札幌記念連覇も可能だ。

○プログノーシスは川田騎手とのコンビで５戦５勝。ディープインパクト産駒らしい末脚が武器だが、差しの届くコーナーの緩い札幌なら大丈夫。前走は直線で外に出せず脚を余した格好の２着だが、シャティンの洋芝をこなした点を評価。相手本線。

▲ソーヴァリアントは札幌２戦２勝。特に１勝クラス勝ちの時に使った上がりが33秒0。いくらスローとはいえ、洋芝でこの時計は出色。近走はメンタルが崩れているような負け方だが、ハミを換えて動きは抜群。変わる可能性も。