唯一の昇級戦組も割り引く必要なし。

　２走前では久々の馬券に絡む好走でしたが、それまでの連対実績が１０００ｍ戦しかなく、まだ半信半疑の評価が正直なところでした。
　しかし、２０ｋｇ増でパドックに出てきた前走では４４０ｋｇ台だった頃の印象とは変わらずスマートなシルエット。
　恐らく、ひと息入れて立て直したことで、背丈を含めた大幅な成長をとげたのだと…、
　そして、その期待は実戦で確信へと変わり、抜群のスタートから２番手へ控え、４角を回って抜け出すと、その差は詰まることなく結果的に衝撃の４馬身差をつけての圧勝でした。
　時計的にも翌日の２勝クラス、翌週の古馬オープンの時計を上回っていましたので、ペースや相手に恵まれたモノではないことは十分に証明しています。
　今回は中３週と前回と違って詰まったローテーションになることもあって、目立つ時計こそありませんが、２７日の１本目から始まりシッカリと本数も消化。勝った反動やデキ落ちなどは全く感じません。
　右回りの中山に替わるとはいえ、引き続き得意にしている芝スタートなら、この相手でも割り引く必要はありません。