成長を感じる

今年は４年ぶりの阪神開催の当レース。２冠女王の待つ秋の大一番への切符は３枚です。

さて、そんなローズＳですが本命はコンクシェルとしました。

春は桜花賞には出走できましたが好結果は得られなかった当馬。ですが、その後脚質を逃げ・先行に変えてから成績が向上。現在連勝と勢いがあります。

そしてそのレース内容も結構良いもの。
２走前の時計は同開催（３回中京）の中でダントツに速いものでした。ただ一頭の１分32秒台の勝利ですからね。同開催には中京記念もありましたからこの時計は評価できるものだと思います。
前走もポンと好スタートからすんなり先手を取りきるとそのまま逃げ切り勝ち。この距離にメドを立てたのも良かったですし、２着以下とは５馬身以上の差をつけての勝利でしたから、なかなかのものでした。

今回も前走のように好発をきれればすんなり先頭をとれそうな感がありますし、前走の再現も十分可能なのでは？
1800メートルの持ち時計も上位ですし、1600メートルに関しては最速（タイ）。今の馬場も問題としないと思います。２戦２勝の1800メートル戦で期待ができますね。

以下相手
ソーダズリングはフローラＳ２着馬。兄姉にはマジックキャッスルやソーヴァリアントなど重賞勝ち馬が複数。母のソーマジックも桜花賞３着馬でしたからね。好走の可能性は十分あると思います。

ブレイディヴェーグは前走が破格の時計。時計だけならG１でも勝負になるものでしたからね。それをノーステッキで楽に出してしまうわけですから順調なら時計通りG１でもと思える馬。ただ２度も骨折をしていますし脚元に不安があるように感じます。それに遠征も気がかり。どうも昨年の２着馬であるサリエラのように見えてしまって…。時計は評価しつつも取りこぼしもありそうなのでこの評価としました。

ラヴェルはリバティアイランドに唯一土をつけた馬。オークスも４着と今回のメンバーの中では最先着だった馬ですからね。夏を越しての成長に期待です。