最終追いで一変の動き。

　前回は勝負所でも馬群に囲まれる形で反応も悪く、小回りコースだった点を踏まえれば上がり最速の脚で２馬身差をつけての快勝劇は、この夏で急成長した地力の証明だったと…。
　２走前の勝ち時計は前日の２勝クラスを１秒５も上回るモノでしたが、この町田特別を勝ったのが先週のセントライト記念で４番人気５着のキングズレインでした。
　そのセントライト記念では春のクラシックで大活躍したソールオリエンス、シャザーンがいたこともつけ加えると、この神戸新聞杯のメンバーなら当然４連勝も夢ではありませんし、まだ３勝クラスの身で格下の扱いをするのは危険だと判断しました。
　北海道で滞在競馬の後は中７週と少し間はあきましたが、先週のウッド３頭併せでは外２頭の加速力にアオられ気味だったとはいえ、チークＰを装着した今週の併せ馬では前肢、後肢ピンと伸びる大きなフットワークで２馬身差をつけての１Ｆ１１秒６と一変の動き。
　この最終追いで菊花賞の権利を獲れる準備は十分に整いました。