この１頭のみ“ＧＩ級”！！

◎ボンドガール（２歳馬チェック★８）

新馬戦はスタートを決め３番手のインを確保。直線に向いてからは十分なスペースがあくまで追い出しを待たされたが、外に持ち出すと一気にトップギアへと加速。

ラスト３Ｆ〔11.2－11.0－11.1〕のハイラップを刻む流れを鮮やかに差し切ってみせた。

６月東京開催の２歳新馬戦でみると、グランアレグリアの１分33秒６とは全体時計に大きな開きこそあるが、前半のペースが速いだけで、レースの上がり５Ｆ・４Ｆ・３Ｆは全て本馬の新馬戦の方が上回る数字をマークしているのは強調点。

・グランアレグリア（新馬・良）
５Ｆ57秒６・４Ｆ45秒７・３Ｆ33秒６
〔11.9－12.1－11.3－11.1－11.2〕

・ボンドガール（新馬・稍重）
５Ｆ57秒５・４Ｆ45秒４・３Ｆ33秒３
〔12.1－12.1－11.2－11.0－11.1〕

今年から１キロ負担重量が増えていることや稍重の馬場を考慮すれば、名牝の新馬戦の内容ともさほど差はないといえよう。

特にレースの上がり５Ｆ「57秒５」は、東京芝1600ｍの２歳新馬・未勝利戦で歴代最速。

後半長く速い脚を求められたレースで追い出しを待たされながら差し切った瞬発力・持続力は一級品。順調なら阪神ＪＦ～桜花賞でも主役を張れるヒロイン候補の筆頭株だ！

色々考えたが、シンプルに「秋の２歳単勝」の５％ＵＰの恩恵も受けられる単勝１本大勝負で馬券は狙ってみたい。