このコースの勝てるポジション

ダート競馬は、当然上がり３ハロンがかかるのだが、その中でも中京コースは時計がかかる。
坂の途中からスタートして、向正面から４コーナーまでが下り、そしてラストには坂が待っている。スタミナは不可欠だ。

案外コーナーもキツく器用さも求められるので、過去の好走馬を見ても、４角で外を回るより、内を突いてくる馬の方が圧倒的に多い。

サウンドトゥルーやウェスタールンドのレース振りが分かりやすい例だ。
このレースの勝てるポジションは、中団よりもやや後ろ目の内と言う事になる。

そして、もう一つ大きな特徴として８枠の不振が挙げられる。人気になる馬が少なかった事実はあるが、過去９年で１度も馬券対象になっていないのは何かある。
更に言うなら、逃げ馬が不振で、４コーナーを先頭で回ってきた馬の連対もゼロ。
レモンポップも４コーナー先頭で回ってくる展開では、危険信号と言える。

◎ハギノアレグリアス。
今年１月の東海Sは２着だが、１分51秒６の走破タイムは、昨年のチャンピオンズCの１分51秒９を上回っている。
前走はトップハンデながら、馬群のど真ん中から突き抜けているように、本格化の兆し。

このコースに抜群の適性を誇るキズナ産駒でもあり、中団内目でジッとしていれば末脚炸裂。

まずは単、複で。