ここが狙い目

帝王賞を連覇しながらも同じ条件で行われたＪＢＣクラシックでは1番人気ながら４着に敗れた◎メイショウハリオだが、大井競馬場では10月末に砂を入れ替えた事で、帝王賞の時とは全く別の深いダートに変わっていたのが１番の敗因と考えられる。前半の５Ｆのペースが帝王賞の方が1秒程度速かったとはいえ、勝ちタイムはＪＢＣクラシックが３秒以上も遅かった事がその証明といえるはずだ。

前走の敗因さえ判明すれば人気の落ちるここが狙い目。スタートで大きく躓いたフェブラリーＳで３着、そうそうたるメンバーの揃った帝王賞を差し切った内容からも実力は上位。前回まではＣＷと坂路併用で仕上げていた馬が、今回は中３週ながらＣＷのみの調整に変えて、計５本時計を出してうち３本は併せ馬とハードな調教を消化。ここへ向けての陣営の強い意気込みが感じられる内容だ。ひと叩きした上積みを大きく期待できるここで本来の力を発揮する。