前回の汚名返上を誓う。

　初障害から連対を外さず優秀な成績でしたが、ソラを使う面などを考慮した小牧加騎手が前回は馬群の中で我慢させる戦法をとりました。
　しかし、前半は他馬を嫌がり首を上下させるなど脚を溜められていたとは言い難いもので、最終コーナを回ってやっと馬群の外へ出せた時には先団とは決定的な差が…。
　談話では「前走はノメる場面が、良馬場ならもっとやれていいし…、」となっていましたが、個人的には力を出し切れなかった原因は馬場以外にもあったと判断しました。
　そして、決定的な推奨の理由が今回人気の一角となるアサクサゲンキに小牧加騎手が騎乗しないことです。
　音無厩舎所属の当騎手が２走連続で好騎乗した馬を選ばず、サイードをチョイスした裏付けは能力を高く評価していると同時に、前回の競馬では全く力を出せていないと本人が後悔しているのではと…。
　恐らく前回一緒に走って正攻法の競馬で結果を出したニューツーリズム（今回も出走）のように前半から積極的に動いて正攻法の戦法をとってくるハズですし、良馬場でやれそうな今回はプラス材料が多く見込めます。
　中６週となるこの中間ですが、今週こそウッドで単走の平凡な時計でしたが、先週は日曜にウッドの併せ馬で１Ｆ１１秒５、水曜もビッシリと追って１Ｆ１１秒７とシッカリ負荷をかけられました。
　あとは直前のスクーリングで準備が整えば、今年障害リーディング争いをしている小牧加騎手が汚名返上の騎乗をしてくれると信じます。