力の差はない

ここはハイレベルな上位組とそれ以外の力差がハッキリしていて、印を打った６頭（いずれも馬券対象になった経験アリ）で絞っていい一戦。そんな中で◎に指名したのは、６頭で唯一、前走で馬券対象外だったアタラヨだ。

デビュー戦２着はスローペースゆえに平凡な時計だったが、単勝１.5倍の評判馬にアタマ差まで迫った内容は優秀であり、急坂のある中山での上がり３３秒台にも相当な評価を与えていい。それを考えると案外な５着に終わった前走だが、メンバーレベルが高かった上に、結果的に内を通った馬が上位を占めた中で外を回るロスが響いたもので、ノーカウントと考えていい。力通り走れば、ここでも突き抜けて不思議はない馬であり、前走着順が人気のカモフラージュとなるのなら、絶好の狙い目と見た。