前走がキッカケになる！？

３歳で臨んだ昨年、勝ち馬の決め手に屈し２着惜敗だった◎クラウンプライド。
　
この馬の最大の武器は、中京ダート1800メートルに必要な先行力とレースセンスの良さ。２走前の帝王賞２着時、前半1000メートル60秒４のハイペース。それを好位追走から直線内を突いて一旦先頭。中団～後方にいた馬達が１、３、４着だったことを考えると、敗れたが中身が濃く負けて強しの内容だった。

堅実な反面、目標にされて何かにやられるシルバーコレクターの感もあるが、楽勝した前走がキッカケになりそうな予感。馬が自信をつければ、ポンポンと重賞を勝っても不思議ではない。休み明けでもしっかり追われて好仕上がりと判断できる調教内容と動き。異国の地での経験を糧に、心身ともに成長を遂げた今年はチャンス十分とみる。

〇テーオーケインズは昨年４着に敗れたが、出遅れてスローを外々回って届かなかったもの。２年前の強さは圧巻だった。上がりも優秀。この中間の動きも上々で、相変わらず発馬は鍵になるが、内めの枠からいい位置をとれれば十分チャンスはある。まだ見限れない。むしろ人気が落ちれば配当妙味ありとみる。

▲レモンポップは過去連対がない８枠が最大の鍵。動きは抜群。南部杯やフェブラリーＳの走りを見ると、距離はもう少しもちそうな感じはある。ただ、舞台はかなりタフな中京ダート1800メートル。しかもこの枠。もちろん楽勝する可能性もあるが、評価は３番手に落とした。