ここは変わってもらいましょうか

昨秋の３戦が全くの期待外れに終わったウインマイティー。秋緒戦の紫苑Ｓこそ、出遅れて後方からのスローペースで今までにない脚を使った負けて強しの内容だったが、秋華賞も自分の競馬ができずに惨敗し、エリザベス女王杯に至っては理想的なポジションで運べたにもかかわらず全くいいところがなかった。ただ、陣営のコメントからも窺えるように、これは気性的な問題と見ても良く、今回の初ブリンカーに加えてメンコにも工夫を凝らして臨む効果が現れるのなら、見直しの余地はある。そう簡単に陣営の思惑通りに変わってくれないのが競馬だとしても、今回はイン有利の今の中京では最高と言える２番枠。馬具の効果でスタートを決めて、好位のインを立ち回ることができれば、忘れな草賞やオークスで示した能力を全開できるかもしれない。５３キロのハンデならなおさらであり、ここは一変に賭けてみたい。