開幕週、好枠を味方に。

　長期休養明けだった前走はレコード決着で勝ち馬と同タイムだったのは優秀でしたが、その勝ち馬シュバルツカイザーはこの開催の後半で行われた重賞キーンランドＣ４着と好走。
　そして、前走の３週あとに行われたオーブンＵＨＢ賞がコンマ８秒下回る決着で、その勝ち馬シナモンスティックは次走の重賞キーンランドＣで勝ち馬ナムラクレアのコンマ２秒差２着でした。
　これはこの札幌開催のスプリント戦が時計だけでなく、ハイレベルであったことを証明するモノだったと言えます。
　あとは展開面となりますが、今回は同型メイショウゲンセンが強力で、この馬との兼ね合いが重要です。
　ただ、今回は１１頭とやや少なめの頭数ですし、メンバー的には極端な前傾ラップは考えにくく、開幕週の馬場も考慮すれば後半失速して惨敗する可能性は低いハズです。
　そして、約４カ月あいたこの中間ですが、ウッドでオール単走の馬なりだったとは言え、長目から追った１６日、２３日、３０日がいずれも１Ｆ１１秒台をマーク。
　仕上がりに不足がないことが分かったので、あとは当日のパドックでイレ込みがなく落ち着いて周回できていることを確認できれば、横山数騎手が馬場と好枠を味方に付けた騎乗をしてくれるでしょう。