有馬記念をかなり考えた

中山内回りの2500メートル。近10年の有馬記念で４角10番手以降の位置からの連対はサラキア２着だけ（３着は３頭）、８枠の連対もなし。コーナー６回の小回りの多頭数、やはりどこかで内目の位置に入れられないと厳しい。

ここ１年の戦いぶりとイクイノックスに迫ったという点ではジャスティンパレスが一番安パイかとは思うのだが、この舞台で器用な立ち回りができるのか？というところには一抹の不安もある。
ソールオリエンスは全く器用なところなく、皐月賞なども大外ぶん回しで勝ってきているのだが、そこでここ２戦壁に当たっている。という点で、実にスムーズに位置ととった競馬ができる川田騎手に乗り替わり、その手綱捌きには非常に興味が沸く。もともとポテンシャルは秘めている馬なので、この乗り替わりの化学反応で一仕事成し遂げる可能性はあると思う。◎に。

冒頭では８枠もないと言ったが、今季それを別の外枠不利のG 1レースで成し遂げてきているのがＪＣで３着に追い上げたスターズオンアースと、菊花賞ドゥレッツァを導いたルメール騎手。
不利な位置に入ったスターズオンアースの取捨は取とした。