３連勝で締める

デビュー戦で危なげない勝利をおさめ、京都２歳Sも制して素質の高さを証明したシンエンペラーが連勝を伸ばしての戴冠へ。

京都２歳Sではゲートを出た後やコーナーに入るまでの部分で幼さを見せて後方からになったが、道中は巧く折り合い流れには乗れていた。勝負所でもなかなかエンジンが掛からなかったが、終わってみればゴール前できっちり捉えて半馬身差以上の強さを感じさせた。

この中間の２０日の追い切りでも、まだ目一杯に動いているようには見せず遊びながらの走りに見えたが、併せた相手が古馬オープン馬のホウオウアマゾンを相手と考えると、まだまだ底を見せておらずポテンシャルの高さは計り知れない。

例年と比べてかなり面白いメンバーが揃ったホープフルS、当馬の強さを再認識する結果で終わることを期待したい。