初の小倉も克服できるハズ。

　３走前の福島ではバンケットの下りから平地に切り替わる地点でバランスを崩した事が響いてしまい取りこぼす結果となりましたが、もともと折り合いを付ける事が難しく、実はバンケットに入る前からフットワークが崩れていました。
　結果論ではありますが、このアクシデントはなるべくして起きたわけで、レコード決着だった前走のように先行集団が後続を大きく離す淀みない流れにさえなれば、このリスクは回避できると…。
　そして、その前走でハイペースを作った一頭のフォッサマグナが出走します。
　当時は熱中症だった為に途中から失速する形でしたが、今回は万全の状態で出走してきそうですし、当日は良馬場での出走が確実となれば前走のようにフットワークを崩す事なく、直線でもシッカリ脚を使えると判断しました。
　反動も考慮して今回は約半年間の間隔をあけましたが、先週までにトレセンのウッドで単走馬なりの追い切りを３本、現地へ早目入厩して芝で終い重点の併せ馬を消化と、攻め量としてはやや物足りない印象ですが、気合いが先行し過ぎるとレースに影響するタイプですし、当日のパドックで太目残りさえない事を確認できれば、初めての小倉も克服してくれるでしょう。