ひょっとすると大物かも

比較のしづらいメンバー構成で難解な一戦だが、◎にはザパリスマッチを抜擢した。

昨年９月のデビュー戦では、持ったままハナに立ち１０００ｍ通過が６０秒６という新馬戦としてはけっして遅くはない流れ。ゆえに競られることもなく自分のリズムで走れたと言えるかもしれないが、直線を向いても余裕の手応えで、上がりも最速で押し切った内容には、かなりの可能性を感じさせられた。

阪神の急坂をこなしたという点で、中山へのコース替わりに不安はなく、以来の５ヶ月ぶりでも成長した姿を見せてくれそう。別にハナにこだわるタイプではないとも思えるだけに、ここもクリアできれば、オークスも意識できるのではないだろうか。