危うさ＜性能の高さ

◎はミアネーロとした。

昨年９月に今回と同じ舞台で新馬勝ちを飾ったが、４コーナーを逆手前で回って直線でもフラフラして２着馬と接触するシーンがあったもの。着順変更には至らなかったが、鞍上の津村騎手が２日間の騎乗停止処分を受けたほどで、性能の高さと行儀の悪さを同時に見せ付けての勝利だった。

そして前走だが、直線を向いて馬群を割ろうとしたところで、今度はこちらが他馬に前に入られて進路を失う大きな不利。ただ、その後もゴールまでほとんど追われることなく勝手に最速の上がりを使ったあたり、性能の高さは再確認できた。

過去２戦ともきちんと走り切れていないという、気性面も含めての危うさはあるものの、それを補って余りある性能に、ここは賭けてみたい。