牡馬が相手でもチャンス十分。

　前回は一見、展開がハマっただけのように見えがちですが、３走前の勝ち時計を上回るモノ。
　そこで勝ったゼットレヨンが既にＯＰ入りしている事を踏まえれば、牝馬限定戦で勝った前走が相手に恵まれたと言う先入観で軽視するのは非常に危険です。
　実際４角手前でもなかなか外へ出せず、ギアを上げてエンジンがかかったのは直線に入ってからですし、３走前のゴールのラップが１３秒１まで落ちる決着だったのに対して、前走のラスト２Ｆは１２秒５〜１２秒５と、決してバテ差しラップの決着ではなかった事は時計的にも証明しています。
　前回とは違って中２週と間隔が詰まるこの中間ですが、緩める事なく直前の坂路でも４Ｆ５２秒５〜１Ｆ１２秒８でビッシリ追ってきました。
　これはデキ落ちや不安要素があればできない事ですし、時間帯や時計的にも好調である事は十分にアピールできました。
　あとはゲートが速い方ではない馬ですので、スタートさえスムーズに出せれば、混合戦でも十分にチャンスはあるハズです。