右回りへのコース替わりも大丈夫。

　勝ち鞍のない右回りに替わる今回ですが、過去４走して11着、５着、４着、３着。
　11着に惨敗した時が骨折休養明けで７カ月ぶりの実戦だった上に、大外枠からのスタートと敗因がハッキリしていましたし、中山の３勝クラスのダート１２００ｍ戦４着に至っては僅かコンマ１秒差。
　昨年４月に阪神の３勝クラスでコンマ４秒差３着だった時の勝ち馬タガノクリステルもＯＰへ昇格してから１勝、重賞３着など結果を出しており、メンバーに恵まれてのモノではなかった事は十分に証明していました。
　前走ＧＩの後、約２カ月と間隔はあきましたが、自己ベストをマークした前回の追い切りには及ばなかったとはいえ、先週の坂路で４Ｆ52秒４~１Ｆ12秒５をビッシリ追い、今週の坂路では４Ｆ51秒９~１Ｆ12秒３を終始引っ張り切りの手応えでフィニッシュ。
　レース当日はいつもイレ込みが激しい馬ですので、輸送の負担が少ない京都は当馬にとってむしろプラスに好転するハズです。
　あとは大幅馬体減や酷いイレ込みなどなく、シッカリ抑えが利いた周回をしている事を当日のパドックで確認できれば、テン乗りとはいえ今年京都で既に重賞を勝っている西村淳騎手が、直線一気を決めてくれるでしょう。