当レース３連覇を飾って日本へ

　現地では降雨が長く続いているという情報もあり、渋化した馬場状態も予想される。という事で、良い位置で競馬ができるロマンチックウォリアーを◎とした。

　着差こそ少ないが勝利を重ねてＧ１を６勝。当レースと年末の香港Ｃを連覇中であり、この舞台では絶対的な強さを誇る同馬。４走前が稍重だった以外は全て良馬場というキャリアは意外な感じもあるが、血統からは渋った馬場でもこなせそうな印象。ここを勝って日本へ乗り込みをかける。
　○プログノーシスはロマンチックウォリアー相手でも勝てる能力を持っているし、まだ勝負付けは済んでいないと思っているが、やはり肝となるのが馬場状態。稍重での札幌記念の勝利もあるが、父ディープインパクトで脚質を考えてもベストはやはり良馬場なのでは。スローペースによる位置的な不利、そして渋った馬場で末脚を削がれて届かずというシーンも十分に考えられる。それが杞憂に終わってくれれば、それはそれでその強さを喜びたい。