チャンスを逃すな

◎サクセッションは、ＯＰジュニアＣ勝ちなどの実績と引っ提げて３歳時にはＮＨＫマイルＣまで駒を進めた馬。その後は鳴かず飛ばずの時期が続いたが、ハードルに転じて僅か５戦目の２走前新潟ジャンプＳで重賞ウィナーの称号を得た。平地でマイル路線を歩んだ馬らしく、道中での折り合いが鍵となる馬で、ここは自身も経験したことのない距離が鍵となるが、道中で力みが見られた分だけ３着と届かなかった前走は、半年ぶりだったこともあり、それよりも休養期間の短い今回は、そこまで心配する必要もないだろう。

あとは、鞍上。休業中の主戦箕島騎手に替わって手綱を取る伴騎手は、いまだ重賞未勝利の身だが、ここはビッグチャンスをモノにしなければならないだろう。上手に乗れば勝てるだけの馬であり、上手に乗った上での渾身のガッツポーズが見たい。