遅れも不安なし

　前回こそ最後は甘くなってしまいましたが、同じ４着だった４走前ではスタート後に内の馬と接触するシーンがあっただけでなく、直線でもなかなか前があかず決して力を出し切れたとは言えませんでした。

　その４走前の勝ち時計が１１日前に行われた３勝クラスをコンマ６秒も上回っており、先着された２着馬が３勝クラスへ昇格、勝ち馬に至ってはＯＰ入りと、この４着がメンバーに恵まれてのモノではなかった事を証明しました。

　中５週となるこの中間はウッドのみでの調整ですが、直前こそ遅れたとは言え相手はＧ１ヴィクトリアマイルに出走する馬ですし、その相手に２秒も追走する形の追い切りだった点を踏まえれば、むしろ強敵相手に中身の濃い内容だったと言えるでしょう。

　今回は輸送の負担も少ない京都ですし、あとはゲートさえ五分に出てくれればテン乗りとは言え、正攻法の競馬を得意としている和田竜騎手が、人気に応える手綱捌きをしてくれるハズです。