入厩後の良化が顕著

入厩当初は太目残りだったり緩さがあるケースがほとんどだが、ここで取り上げるルークススペイは少々、事情が異なる。

木曜日のゲート練習を終えた後、担当の富岡厩務員に話を伺った。
「美浦に入厩してきた当初は見た目が細身に映ったんだよね。確か４５０キロくらいだったかな。最初は心配したけど、とにかく飼葉をよく食べる馬で調教を積む中でもカイ食いが落ちるどころか、どんどん実になって今は４７０キロまで成長してかなりガッシリしたよ。２歳馬にしては、なかなか見ないタイプだね」と感心していた。

肝心の評価だが確かな手応えを感じている様子。
「ゲートが開くと少し頭を上げる面があるけど、二の脚の速さがあるから前に行けるハズ。追うごとに動きも良くなっているし、気の良さもあるから条件的にも合うと思う。初戦からやれる馬だよ」と期待値は高い。

対抗馬には調教の本数こそ少ないが、既に体は仕上がっているローレルランウェイ。馬格からいかにもダートが合いそうな馬でもあり、この２頭で決まる馬券を主軸に組み立てたい。