改めて力を示す時

大勝負、とするだけの自信を持って◎ロジリオンを買ってみたい。

初の古馬相手ながら断然の１番人気に推された前走のパラダイスＳは、思わぬ４着。まさか３着だったＮＨＫマイルＣから着順を落とすとは…という結果だったが、序盤で折り合いを欠いた馬の影響を受けてポジションを取れなかったという微妙な不利があり、流れと馬場も完全に前有利の展開。むしろ、最後に脚を見せて、ＮＨＫマイルＣがフロックではなかったことをアピールしたようにも思える。

仕切り直しとなる今回は、鞍上も新コンビとなる永野騎手が務めるが、１週前の追い切りで手綱を取って、確かな感触を掴んだ様子。フルゲートとはいえ、抜けた存在のない古馬が相手であれば、改めて能力を示す機会だろう。