軸は決まり！

◎レガレイラに期待します。最初にダービーとオークスの勝ち時計やペースの比較をしておきます。ダービーは2分24秒３（1000メートル通過62秒2、800メートルの3分割は49.4-49.8-45.1）、オークスは2分24秒0（1000メートル通過57秒7、800メートルの3分割は46.2-49.3-48.5）でした。勝ち時計はオークスが0.2秒上回っていますが、1000メートル通過で4秒5も違う流れなので一概に優劣はつけにくくなっています。ただ、確実にいえるのはダービーが先行有利、オークスは差し有利で展開に恵まれず、着順の悪い馬たちが秋に出てきたときは変わり身に注意したいところです。

レガレイラのダービーの走破時計は2分25秒0（オークスなら９着に相当）で上がりはメンバー最速の33秒2でした。オークスのチェルヴィニアとは勝ち時計で1秒見劣るものの、上がりは0.8秒上回っていました。もし出走していたら勝っていたとは言いませんが、馬券圏内はあったように思われます。ここまでキャリアの全てを牡馬混合戦で走ってきた経験値は大きな強味であることは言うまでもありません。ゲートがあまり上手でなく、不器用なタイプなので大外枠もいい方に出るはずです。

さて、コロナ禍の通常の阪神→中京の変則開催だった2020年から2022年では4コーナー3番手以内の馬が必ず馬券になっています。レガレイラは先に触れたように器用なタイプでないこと、中京の2000メートルは基本的に逃げ・先行有利で今週から仮柵設置のBコースになるので穴になるなら前に行く馬になりそうです。力通りならクイーンズウォークやカニュキルが相手になりますが、昨年がマスクトディーヴァとブレイディヴェーグの1勝クラスを勝ってきた馬同士のワンツーでした。条件戦を勝ち上がってきた素質馬も含めて手広く買う方がいいかも知れません。