一旦リセットで

カニキュルの２走前は東京芝2000メートルの14頭立て13番枠が祟った面はあるが、下げて後方からの競馬で消極さが目立っていた。掛かったりする馬もいるような淀んだペースで、終いは最速の脚を使ったが道中外々を回ってきたのもあり、３着まで。オークスへの出走は叶わなかったが、腐らず次の自己条件戦で勝利。戸崎圭騎手とのコンビで、前目３番手につけるとシッカリと折り合い、それでいて終いも最速の33秒３と力を見せた。

そこからの立ち上げも順調で仕上がりは良い様子。前走の立ち回りができれば、ここでも好レースができるはず。引き続き戸崎圭騎手が乗れるのは心強い。春に実績を強い競馬をした馬もいるが、トライアルはあくまでトライアル。先週の紫苑Ｓのようなこともある。