枠よりも成長力

ダート３冠の最終戦は、今年から夏を越しての戦いとなった。例年より成長力の見極めが大切だし、よりハイレベルな一戦になるハズだ。

ズバ抜けた実績のフォーエバーヤングは、スタートが遅いので１番枠がアダとなりそうだが、ケンタッキーダービーの後半の優秀さを見ると、そこまで心配することはないだろう。
それよりも問題は仕上がりの方だと思う。

中間の調整課程や最終追いの動きを見て、85点の仕上がりと判断した。BCクラシックが最大の目標であれば、当然とも言えるし、
それでも勝つ可能性がある事に違いはない。

◎にはラムジェットを狙いたい。

この馬もスタートは不安定だが、スムーズに出た前走の東京ダービーが圧巻だった。
２分06秒１の勝ちタイムは、帝王賞の２分06秒９や昨年の東京大賞典の２分07秒３と比較しても、馬場やペースの違いがあるとはいえ、かなり優秀な時計だ。

体もシッカリして幅がでているし、精神面も大人になっていると陣営も話しているように、
最終追いの動きは春よりも、かなりパワーアップしている。
この馬の成長力と、コース経験に期待したい。