相手は好戦必至の２頭と大穴１頭

かつて３冠に挑戦したブエナビスタはコーナーで包まれ、差し届かずに３着に終わった。今回もこれが唯一の懸念材料だと考えていたが、外目の枠を引いたことでデアリングタクトにはその心配が無くなった。ココは確実に勝ち負けに持ち込めると見て、軸に信頼したい。

相手筆頭はウインマイティー。前走の紫苑Ｓではスタートで立ち遅れ、両サイドにも寄られ、後ろからとなったが、前目＆ロスなく運んだ組が上位を占める中、４角で外を回す競馬で最後まで差を詰めていた。春よりも力をつけている印象で、ココも発馬が決まれば好戦が可能なはず。

ウインマリリンも好走の可能性が高そうな一頭。オークスでは先団につけた馬が次々と脱落する中、最後まで渋太く抵抗していた。外枠だが、うまく好位で運べれば残り目も十分に考えられる。

穴で面白そうなのがムジカ。14番人気での好走となったローズＳだが、スローペースの中、中団から鋭く伸びた決め手は非凡で、その力は本物に思えた。この相手でも決めて比べになれば、食い込む可能性は十分。

馬券は馬連を中心に、狙った３頭にロスがあった場合にも備えて、手広く３連単でカバーしたい。