十分足りる公算

クラシックも気が付けば最終戦。すさまじいレースばかりでした。

さて、そんな最終戦はヘデントールに期待。

まず注目したのは前走。昨年のこのレースの勝ち馬ドゥレッツァと同じ日本海Ｓを勝ってきたのですが、このレースのラップを見ると驚き。
日本海Ｓの後半４Ｆが11.9-11.7-11.3-11.1と加速ラップに加えてかなり速い時計。スローペースだったとはいえこのラップはかなりのものだと思います。特にラストの11.1は圧巻だと思いますね。
このラップで楽に抜け出した素質の高さが魅力。

まあそもそも新馬戦ではジャスティンミラノと僅差の２着ですからね。能力は高い馬。

母のコルコバードは勝ち鞍全てを2200メートル以上で上げていた馬で丹頂Ｓ（芝2600メートル）でも２着とスタミナはかなりある方の馬でした。それがヘデントールにもしっかり引き継がれていると思います。

出遅れ癖はある馬ですが、長距離の分、大ダメージにはなりにくいですし（少々の出遅れなら）、前述のようにスタミナは十分の馬。
今回のメンバーを見ると気性難や前々のタイプが多く、ペースはそこまで遅くならなそう。であれば、後方でじっとしているタイプのこの馬に流れは向くはず。

春のクラシックは出れませんでしたが、最終戦のここで逆転を。

混戦模様なので、ここはかなり手広く。