自己条件なら！

◎サンセットビューに期待します。前走のローズＳはメンバーが強かったこともありますが、1000メートル通過60秒3のスローで逃げ・先行有利の展開になり、後方から運んだ馬はノーチャンスでした。その中で一頭だけ次元の違う脚で追い込んだレガレイラはエリザベス女王杯でも有力の一頭といえるでしょう。

2走前は完璧といえるくらいの立ち回りでしたが、勝ち馬ヤマニンステラータが11.2-11.6の流れを差し切ったので相手を褒めるしかありません。特に評価したいのは3走前で走破時計2分11秒5は2週後のピースワンデュックが勝った阿賀野川特別（2勝クラス、2分11秒9）、菊花賞2着のヘデントールが勝った日本海Ｓ（3勝クラス、2分12秒4）を上回っています。単純な数字の比較ですが、価値があるのは間違いありません。

今回は自己条件で未勝利を勝ったときのルメール騎手に替わる点が大きなプラスです。フローラＳとオークスでは9、７着とはいえ共に着差は１秒以内なのでコース相性も悪いわけではありません。どれくらい人気を集めるのかは読みにくいですが、馬券の軸として最適だと思います。