輸送の負担が少ない京都に替わるのは好材料。

　本命セルバーグの前走は不利こそなかったとは言え、直線で勝ち馬に前を横ぎられ進路を若干カットされるシーン。

　勝つ可能性はなかったとは言え、これまで正攻法でワンペースの競馬をし続けてきた点も考慮すれば騎乗した武豊騎手もコメントしていた通り、かなり収穫があったと言えます。

　ソウルラッシュが勝った昨年の京成杯ＡＨの勝ち時計と比べてもコンマ８秒上回っており、ラスト３Ｆの比較でも明確に上回っていました。

　そのソウルラッシュが今年も重賞戦線で大活躍し、マイルＣＳでも人気の一角となるを踏まえれば、単純にＧ３レベルでの善戦だったと軽視するのは非常に危険です。

　前回と同じく中６週の間隔ですが、緩める事なく先週のＣＷでも１Ｆ１１秒８でシッカリ追われ、今週も坂路で単走でしたが４Ｆ５３秒０~１Ｆ１２秒６と動かせており、不安要素は見当たりません。

　いつも２人引きでかなりイレ込みが目立つ馬で、今回も当日イレ込みは覚悟しなければいけませんが、輸送の負担が少ない京都に替わりますし、距離短縮もかなり魅力です。