混戦に断

福島記念。過去１０年で７歳以上の馬は３７頭出走で僅かに２連対。１頭は１番人気で２着のミトラ。そして昨年２着のダンディズム。今年はアラタ、サトノエルドール、ダンディズム、フライラクバードの４頭が出走。そこそこ人気になりそうだが果たして…。狙いは４歳馬ドクタードリトル。２、３勝クラスを共に４戦で卒業し前走がG２へ挑戦。終始外々で大味な競馬になったが良く追い上げコンマ３秒差６着。内容は濃い。ただ最後、脚が上がった感があり今回の２０００メートルへの短縮はプラスと思える。因みに当該距離は２、１、４、１着とベスト。更に実績馬、高齢馬が重い斤量の中、前走より１キロ軽い５６キロでの出走も魅力。遡れば新馬戦でエルトンバローズやコレペティトールを子供扱いし２馬身差で快勝がこの馬の元値。初重賞制覇は目前。