主役は譲れない

昨年のこのレースでは、ローズＳ２着からの臨戦だったブレイディヴェーグが勝ち、３着にも３歳馬ハーパーという決着。 世代トップレベルの３歳馬には、やはり一目置かねばならないが、今年のメンバー構成を考えると、やはり唯一の３歳馬レガレイラに期待せざるを得ない。

秋緒戦のローズＳ５着は、正直言って残念な結果ではあったが、枠順にレース展開、そして馬場状態など、この馬にとっての難点が重なってしまったことも確かだ。そんな中でも、上がり３ハロンは最速の数字を保持しており、馬体面での成長が示されていたことを考え合わせても、評価は落とせない。この馬にとって、京都外回りは持ち味を生かせるという意味ではベストに近い舞台であり、状況は好転。思う存分、力を発揮してもらいたい。