今回が狙い目！

◎ブリタニアを狙います。前走は1000メートル通過が61秒6のスローでしたが、後半はすべて11秒台のラップが続いて57秒9というタイトな流れになりました。勝ち馬ホウオウプロサンゲが強かったのはもちろんですが、絶妙なペース配分で逃げた西村敦騎手の巧さが光ったレースでもありました。ここで自己3番目となる上がりを使って差を詰めたブリタニアもやはり力があるといえるでしょう。

今年の春の段階で杉山佳は以下のような青写真を描いていました。「今年は変則開催で秋は京都の連続開催で馬場はかなり傷んでくるはずです。時計のかかる荒れ馬場と内回りの2000メートルが合うハービンジャー産駒のブリタニアに向くはずです。ポテンシャルは高いので今年中にオープン入りを見据えてローテーションを組んでいきます」。現状は2勝クラスにとどまっているわけですが、週末は雨予報も出ているのと久々の多頭数で流れも向きそうです。ここで勝ち上がればあと１勝で予定通りのオープン入りが見えてきます。