敬意を表す本命。強い

今回の本命は海外馬のチャリン。

「欧州のトップマイラー参戦」というのは非常にワクワクする響き。調べていると「これは日本でも走れるかも」と思うように。

まず父がダークエンジェルということで、高松宮記念の勝ち馬マッドクールと同じ。ちなみに母方の方もデインヒルを共に引いていたりと結構似ていたりする血統。
マイルぐらいまでは十分守備範囲の血統ですから距離は問題ないでしょう。

次、戦績。
３歳まではG１で何回か馬券に絡む程度の馬だったのですが、早目に休養に入って４歳を迎えると成績が一変。
今年の成績が７戦して５勝２着２回という抜群の安定感を発揮するように。ちなみに負けた２頭は大逃げを捕まえきれなかった形でした。
勝ったG１はいずれも直線競馬ではありますが、右回りも走れていますし問題はないでしょう。
それに、３走前のジャックルマロワ賞は圧巻の１分33秒台。このタイムは2010年以降のこのレースで２位に入る好時計でした。
このような輝かしい成績を叩きだした結果、レーティングは芝マイル部門では単独トップの124をマーク。このレベルの馬が日本に来ることが驚き。

今回が引退レースになるようですが、今が充実期の馬ですし、「来日してからの調整はすべて順調に進みましたし、もうこれ以上何もできないくらいレースへの準備は万端だと思います」とヴェリアン調教師のコメント。相当な自信を感じます。

これだけの実績、これだけの自信のコメント。本命にするのに迷いはありません。どれだけの走りを見せてくれるか。楽しみで仕方ありません。