スタートさえ決まれば！

◎ペイシャケイブに期待します。前走は出遅れた後に行きたがるのを我慢させている内に置かれて直線を向いたときは14番手。そこから追っても間に合わないと判断したのか、ほぼ馬なりのままゴールしました。典さんらしい騎乗ではありましたが、馬に折り合いを教えるという意味では今回につながるレースになったと思います。使ったことで前進気勢が強くなっているので1200メートルへの距離短縮は確実にプラスに出そうです。

評価できるのは逃げた馬と4番手で決まったレースで13番手から上がり最速で追い込んだ初戦の内容です。0.5秒差の2着ジューンエオスは次走の京都1800メートルを3馬身差で楽勝しました。0.3秒先着して上がりでも0.7秒上回ったスクレイピングは次走の東京1600メートルを勝ちました。未勝利を勝つ力があるのは間違いないので着順の悪い今回が狙い目と判断しました。

大きく人気が落ちることはなさそうですが、単勝4倍前後つくようなら買って損はないと思います。