新馬勝ちを見直す

◎マーシーランは一昨年の１２月に阪神の芝１４００メートルでデビュー。前後半の３ハロンが３４秒８の新馬としては早めのラップを３番手追走から１馬身半抜け出しての勝利は１分２１秒０。同日、同距離の２歳１勝クラス万両賞１分２０秒７との単純比較でもかなり優秀。更にこのレース、２着ペアポルックスがその後オープンへ昇格し３着ナムラアトムは３勝クラス。７着マサノカナリアが２勝クラスで４、８着馬も勝ち上がったハイレベルのメンバーだった。２，３走目はオープン、Ｇ２でコンマ４秒、コンマ７秒差と健闘した。骨折で長期休養明けだがコース、坂路併用で乗り込み、帰厩後すぐに好時計をマークできた様に仕上がりも早いタイプ。久々は確かに不利だが新馬戦の内容、相手から１勝クラスにいる馬ではない事は確か。強気に狙ってみたい。