逆転を狙う

メンバー構成を改めて見直すと、前走を前半からハナを切って好走した馬は４頭。重賞で好走した矢作厩舎の2頭と、２戦続けて少頭数のスローペースで逃げたテリオスララ、今回が初芝になるジューンエオスだ。この組み合わせでの先行争いを考えるとレースの主導権を握るのは矢作厩舎の２頭と予想、◎は初戦を余裕残しの仕上げで楽勝し、中1週で使ったアルテミスＳ（Ｇ３）で２着に好走と能力の高さを示したミストレスとした。

その前走とは違って今回は中５週とレース間隔が開いている分、シッカリと調教を積んで１週前のＣＷでは６Ｆ79秒５の好時計をマーク。ＯＰで好走した実績のある３勝クラスのホウオウプロサンゲに先着している。Ｇ１に向けて明らかに負荷を上げ、叩き３戦目ながらまだ大きな上積みが期待できる事に加えて、輸送距離が短く、直線平坦の京都なら前走の逆転は可能だと判断した。