素材は１番

ここまで一歩ずつ階段を上がってきたロードデルレイの巻返しを期待する。

鳴尾記念を取り消し、立て直して臨む形となったアンドロメダSだが、夏負けからの回復に時間を要したことが影響して、いつになく気の悪い面を見せて道中の位置取りも悪くなってしまった。その中にあって、他馬が伸びあぐねる中で１頭だけ脚を伸ばして２着に好走した点を考えると、やはり地力は一枚上と感じさせた。

今回は前走からあまり間隔をあけずに出走となるが、調教の動きは出走を取り消した鳴尾記念の頃と比べると動き・気配共によく見せていたように感じる。また、白富士Sを勝ち上がったときの走破時計（１分５７秒２）からも、中京２０００ｍの舞台設定は相性がいいと思われる。

５７・５キロを背負うが今回のメンバーを考えれば重い斤量を課されなかったのは好材料。有力候補のコスモキュランダやキングズパレスのハンデが見込まれた点を考えると、十分チャンスはあると見て本命に推す。