テン乗りでも再度同じ戦法なら勝機十分。

　本命イルザは脚部不安などの影響も惨敗続きの原因でしたが、前走はパドックで騎乗した三浦騎手が緊張した雰囲気で本馬場へ。

　そして、本馬場入場後は跳んだり跳ねたり、気難しさを露呈するなどその緊張の理由は瞬時に判明しました。

　前回こそ後手を踏みましたが、正攻法の競馬では折り合わせるのが難しい為、三浦騎手が巧く本命イルザの末脚を引き出しました。

　見た目にはハマったようにも見えましたが、勝ち時計も前日の２勝クラスとは僅かコンマ１秒差と優秀。

　中２週とやや強行軍にはなりますが、坂路単走で時計こそ平凡でだったとは言え前回を上回る時計でしたし、デキ落ちなく順調である事はアピール。

　今回はテン乗りで菅原明騎手とはなりますが、前回騎乗した三浦騎手もテン乗りでなかったとは言え約１４カ月ぶりでしたし、名手菅原明騎手なら前回の映像を参考にして、本命イルザの末脚を巧く引き出してくれるハズです。