謹賀新年

　大阪杯を制したベラジオオペラに射程圏に入れられながら交わされなかった天皇賞でのホウオウビスケッツの走りはペース云々以前に評価するべきだと思うが、５９・５キロのハンデと屋根に一抹の不安。人気になりそうなクリスマスパレードは秋華賞で少差７着のタガノエルピエーダが次走に準オープンで取りこぼしている点は気掛かりで、３戦３勝の中山は光るが水仙賞の２着馬はいまだに１勝クラスの身であり、昨秋のような超高速コンディションというわけでもない。
　カラテを狙ったのはスローで着差がつきにくい状況だったとはいえ前走のジャパンカップで同程度の内容を示せる馬がいるかというところが出発点。Ｇ２・３ではそれほど負けてはいなく、５９キロは楽ではないが、３着なら何とかなるのではとみて馬券を買ってみたい。