連勝狙える！

◎ナンヨーパワフルの連勝に期待します。初戦は昨年の２歳戦で大ブレークしたナダル産駒で兄姉も成績を残しているのでデビュー戦前の取材では力が入ったのですが、「うちにいるナダル産駒（芝1400メートルで勝ち上がったカロローザ、水曜のブルーバードＣでワンツーフィニッシュを決めたメティエダールクァンタムウェーブ）とは全然タイプが違うし、調教ではスブさも見せているから、あまり強気にはなれない」と松永幹師でケンをしたわけです。

ところが、レースではスタート後に物見してフラフラしたり、追い通しになりながら好時計での差し切り勝ちでした。関係者と取材を通してざっくばらんに話ができるというのは競馬サークルで仕事をしている非常に大きなメリットですが、話を聴いたが故に買いにくい、取れない馬券というのもまた存在します。おそらく聴いてなければナダル産駒が10倍以上つくから買っておこう、になったかも知れません。

閑話休題。初戦は砂を被るなど色んなことを経験しながら勝てたことや走破時計も水準以上でした。ゴールデンクラウドやチュウジョウらの3歳1勝クラスやミライヘノカギとは1秒ほど差がありますが、大型馬の2戦目で持ち時計短縮は十分に可能なのでスムーズに運べれば勝ち負けできるはずです。