勝機十分！

◎ショウヘイに期待します。初戦はリバティアイランドの半妹で来週のクイーンＣに出走予定のマジソンガールとの一騎打ちとなり、3着以下を5馬身も離しました。ラストは3ハロン11.1-11.1-10.9という加速ラップだったので勝ち馬の強さを褒めるしかないでしょう。前走は好位で余裕たっぷりに追走して直線はほぼ馬なり、ゴール前に軽く流す程度でした。それでもラスト2ハロンは11.5-11.5だったので本気で追っていれば、加速ラップになったのは確実です。

父サートゥルナーリアは初年度から種付け料が強気の設定である600万だったにも関わらず、200頭以上に交配する人気ぶりで昨年に種牡馬デビューした馬の中で産駒数は149頭のルヴァンスレーヴにつぐ142頭でした。半兄エピファネイア、リオンディーズが成功したことやロードカナロアの後継、未完の大器という印象が繁殖牝馬を多く集めた理由だと思いますが、未だ重賞勝ち馬を出していません。今後、クラシックに向けて素質馬が名乗りをあげる可能性は残っていますが、現時点で最も将来性を感じるのはショウヘイです。

〇サトノシャイニングもホープフルＳを解消したクロワデュノールと好勝負しているので強敵といえますが、口向きの面で右回りに課題があることや切れ味勝負では先着するのは難しいと判断しました。2頭で人気を集めることが予想されますが、3倍近くつくようなら買いだと思います。◎グランドプラージュの新馬勝ちに期待します。「水準以上に動けているし、性格もどっしりしている。シニスターミニスター産駒でダートの中距離という舞台も合っていると思う。注文がつかない感じで初戦から楽しみだよ」と杉山晴師も色気十分という様子でした。

素質的にはこの2頭が頭ひとつふたつ抜けている印象ですが、降雪の影響でパンパンの良馬場は望めません。2頭による堅い決着から中荒れまでを想定して買うのがいいかも知れません。