連勝も十分！

◎ネブラディスクに期待します。初戦は調教の感触があまり良くなかったのか、福永師も半信半疑だったようで2番人気でした。ところがレースでは勝負所から楽に進出して直線は気合いをつけた程度でグンと加速。ラスト3ハロンは11.9-11.8-11.2の加速ラップでした。前日のエリキングが勝った京都2歳Sの11.6-11.5-11.4と比較して0.4秒しか差がありませんでした。力強く回転の速いフットワークから、かなり素質を秘めていることは確かです。

姉のリスグラシューはハーツクライ産駒ということもあり、クラシックでは惜敗続きで古馬になって本格化したのは、よく知られている通りです。こちらドゥラメンテ産駒で少しテンションの高い面があるようですが、完成度では姉を上回り、スケールでも遜色ないと感じます。

「１週前の追切りでは武豊騎手が跨って好感触だったし、初戦よりいいフォームで走れていたのでパフォーマンスは上げられそう」（同師）とのことです。良血は人気先行タイプが少なくないですが、ここで結果を出して“さすが良血”という勝ち方をしてクロワデュノールに挑戦状を叩きつけて欲しいところです。