世紀の一戦

世紀の決戦と言っても言い過ぎにはならないくらい楽しみな対戦が実現。今や芝で世界最高峰の馬であるロマンチックウォリアーに日本から世界一を目指すフォーエバーヤングが挑む。舞台はダートだけにフォーエバーヤングに追い風が吹いているようにも思えるが、実際のこのレースを日本のパンサラッサが勝っていたり、２０２１年にもミシュリフが当レースを制しているように、キングアブドゥルアジーズのダートは必ずしもダートの適性が重く反映されるとは限らない。この辺りはワンターンの１８００ｍというスピードが活かしやすいコース形態も少なからず影響しているだろう。実績で言えば先述２頭の遥か上をいくロマンチックウォリアーであれば、不安より期待が上回るのは当然であり、この舞台であれば、現状はロマンチックウォリアーはかなり高い壁になるはずだ。とはいえ、フォーエバーヤングの今の充実とこれからの期待も相当なもので、印を打つ上での優劣は付けたが、純粋に応援したい気持ちも大きい。言うまでもなく見たいのは２頭のマッチレース。楽しい夜更かしを期待しておく。